カツオ解体君・『切り身の図鑑』
獣医ママの知育 カツオ解体君
カツオ解体君
鰹節や鰹節関連の製品を開発・販売する有名企業にんべんが販売しているぬいぐるみです。
カツオの体が解体できるようになっています。頭、骨、背節左右、腹節左右、腹皮、心臓、卵巣(浮き袋かも)がマジックテープで着脱可能になっています。三枚おろしがどのように行われるのか説明しながら遊ぶことができます。マジックテープも強力なので、抱きしめてもバラバラになりません。しっかりとしたつくりなので、感触は硬いですが何回バラバラにしても形が崩れず綺麗な魚の形状でいてくれます。
にんべんの鰹節やだし製品は、高級で手が届かないなあと思っていましたが、子供向けに食育のためのぬいぐるみを開発・販売していることから真摯に鰹と関連製品に向き合っているんだなと思いました。
知育ポイント
水族館で生きている魚を見せていますが、普段は魚は切身でしか買いません。そのため水族館でみかけるような生きている魚と、自分が食べている調理済みの魚料理が結びついていないかもという不安を感じていました。
カツオ解体君でいっしょに「すいすい泳いでいるお魚さんがいるね、海で釣って締めた後にこうやってバラバラにして〇〇くんが食べられるようにお料理するんだよ」とお話ししながら遊ぶと子供たちも自然に生き物を食べて自分の体が作られていくんだということが学べるのではないでしょうか。
基本情報:
公式サイトより概要”にんべんの食育活動から生まれた鰹ぬいぐるみ「カツオ解体君」。
三枚おろしを擬似体験できるように、部位ごと解体できるちょっぴりユニークな食育玩具です。
中骨や心臓などの細かい箇所も可愛らしくアレンジしました。
一回りコンパクトにして、リニューアルしました。”にんべん公式サイトの通信販売か日本橋本店のみでの取り扱いです。
URL: https://www.ninben.co.jp/product/knu58.html
魚に興味がある子は通常の図鑑や、『切り身の図鑑 1 魚』で発展学習もおすすめです。
『切り身の図鑑 1 魚』知育ポイント
一般にスーパーで売られている切り身の写真と、さばかれる前の魚の全体写真がフルカラーで載っています。簡単な魚の特徴と、味わいや旬など料理に使われる際の特徴も載っています。小さい頃はこの写真だけでも楽しめますし、小学生くらいになれば後半に載っている漁法や魚の流通の流れ、日本での魚の消費量など社会科的な学びをすることもできます。自由研究で魚をテーマにした際もかなり役に立つでしょう。